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Graduate

大学院 /研究科概要

 大学院

研究科の教育理念と特色

教育理念

看護の諸活動は、人々の生活の営みを健康生活の面から支えるものであり、その中心的課題は人権尊重に基づく自立的問題解決への支援です。この支援では、常に看護サービス利用者中心のあり方が基本となります。

本研究科では、個人の尊厳と人権の尊重を基盤に据えた利用者中心のケアのあり方を追究し、広い視野から看護実践の改革を積極的に推進できる創造的・先駆的指導者層の育成を目指します。この教育・研究活動を通して、国民が受け取る看護サービスの質の向上を図り、同時に、実践性・応用性の高い看護学の確立と発展を図ることを目的とします。

特色

看護職者として働きながら学ぶ

博士前期課程の修業年限は、働きながら学ぶ方のために、3年の長期在学の課程としています。概ね平日(金曜日)と土曜日及び夏季・春季集中で授業を行います。

実務経験の重視

出願資格においては、看護(養護)の実務経験を持つことを要件にします。博士前期課程においては、大卒者で2年以上、大卒以外の者で4年以上とし、博士後期課程においては5年以上としています。

看護実践研究を学ぶ

看護実践の場で学生が直面している課題の解決を中核に据えた実践研究指導をします。

専門看護師(CNS)コースの開設

博士前期課程の中に併設して、慢性看護、小児看護及びがん看護に関する専門看護師コースを開設しています。

養護教諭専修免許状・認定看護管理者資格の取得

博士前期課程において、看護学の視点から、学童・生徒の健康問題解決に取り組み、学校看護活動の専門性を高めるための学修ができます。必要な単位を取得することで養護教諭専修免許状を取得できます。
機能看護学領域を専攻し、必要な実務経験を有することで、認定看護管理者の認定審査受験資格を取得できます。

大卒以外の看護職者への門戸開放

看護短期大学や看護専門学校卒業者に対して、本研究科で大学を卒業した者と同等の学力があることを認定する審査(面接・小論文)を行い、博士前期課程の受験資格を付与します。

遠隔教育システムを活用した研究指導

遠隔地から通学する大学院生の負担軽減のため、自宅等のパソコンで利用できる遠隔教育システムを導入し、自宅と大学をつないで研究指導を行っています。

科目等履修生制度

看護師等の社会人の方々に対する生涯学習への支援の一環として、博士前期課程の科目の一部を履修することができます。

看護学研究科の構成

名称等 授与する学位 修業年限 入学定員
看護学研究科看護学専攻 博士前期課程 修士(看護学) 3年※ 12名
博士後期課程 博士(看護学) 3年 2名

※博士前期課程は、職場在籍のまま修学ができる3年の長期在学の課程です。
また、平成20年度から、専門看護師コースを開講しています。